盗聴を盗聴発見器や自分の勘で見つけた時の対処法と注意事項
万が一、盗聴器を発見してしまった時は、どうしたらよいだろうか。あなたは、誰が、何のために盗聴器などを・・と不安と恐怖で頭がいっぱいになるだろうと思いますが、そんな時は、とにかく慌てず、まず何もしないで深呼吸しましょう。
それから外す前に警察へ届けます。警察では、盗聴器から犯人を特定できる証拠などの発見に全力を尽くすはずです。慌てて外してから届けても証拠が消えてしまうだけです。犯人が解らないのですから、取り外して安心していても、もっと高度な盗聴器を仕掛けられてしまう可能性だって大きいのです。
もう1つの方法は、仕掛け人が何となく特定できそうな時に効果が有ると思います。仕掛けられている盗聴器の音や電波を入り辛くする事です。あくまでも気づかれない程度にしましょう。そうすれば、犯人が身近な人であれば、盗聴器の再設定に来るかも知れません。その時を辛抱強く待ちます。
犯人が近親者の可能性が大きかったり、人に知られたくない時など、実践してみて下さい。危険を伴う事も有るので、実践するにしても、盗聴器が仕掛けられている事を警察には話しておいた方が安全です。
指紋採取の方法や証拠となるもの保存法、報告すべき事などをアドバイスしてくれると思います。
今、どんな種類の盗聴器があるのか、盗聴器別の対策方法について
★レーザー式盗聴器
室内で話している声が、音声振動として窓ガラスに伝わります。その音声振動を、外部から窓ガラスにレーザー光線を当て、その窓ガラスから反射されるレーザー光線の変化で、音声に戻し盗聴する方式です。
盗聴器の設置に時間が掛かる上、音質が悪い。ガラス窓にレーザーを当てるため相手に気づかれやすい。レーザー盗聴器本体から発射しているレーザーも周りに気付かれやすい。ガラス面に垂直に照射しなければならない。設置する側で窓を開ける必要がある。といった欠点も多々有る。
現在、国内では販売されていない為、入手は困難ですし、値段が約800万円と高価です。
『ではこのレーザー式盗聴器には、どんな対策が必要だろうか。』
まず窓に防音カーテンを取り付けて、音を遮断しましょう。
設置する側で窓を開ける必要があるという事から、自分の窓の正面に位置する家で、いつも窓が開いている家を調べる。
窓ガラスにコンクリートマイク妨害装置を取り付ける。
★超指向性ズームマイク式盗聴器
盗聴したい対象物に近付くことが困難な場所だったり、盗聴したい人物が屋外にいる場合、または部屋の窓が空いていて、しかも中等の音声を50m以上の遠方の物陰からズームマイクを向けて、非常に狭い範囲からの音声を拡大し録音機等と組み合わせて聞き取る方式です。
このほかにもパラボラ反射板タイプやガンズームマイク方式等があります。ガンズームマイク方式は発見されにくいといいます。
『 対策法は 』
盗聴の危険を察知したら、遠方の物陰にいる人物、車の不審な挙動や動作にも注意を払い、不審人物に気づいたら、不審人物から見て物陰に位置する所に身を隠す。
車や家の窓を空けるのは、必要最小限にする。
発見されにくいといわれているガンズームマイク型やパラボラ型望遠盗聴マイクにも気をつける。
★コンクリートマイク式盗聴器
室内で話している声が壁に伝わる音声振動を、室外から壁にコンクリートマイクを密着させて音声を聞き取る方式です。
壁の材質や機器の性能によっても音質が聞こえにくくなったりします。壁に穴を開け、マイクを室内側に貫通させて使うニードルマイク式も有ります。このニードルマイク式は、マイクは通常のものをつかうので、音質は他の盗聴器と変わりません。電波を利用しないので、室内から発見することは、不可能に近いです。
『 対策法は 』
音楽やラジオの音を出して、音を消す。
壁に穴が開けられていないか、念入りに探す。
室内の壁際にものを置くことにより、壁を通して声が外へ漏れるのを防ぐ。
壁付近にコンクリートマイク妨害装置を取り付ける方法も有る。
★リモコンデジタル式盗聴器
専用リモートコントロール送信機により電波の発信のON,OFF及び出力の強弱や送信周波数、マイク感度の切り替えを行いデジタル波を使用するタイプです。
内部充電池により、1回充電すると約6ヶ月間の使用が可能となる。通常の受信機や発見器を使っての盗聴器発見は不可能である。一般に余り知られていない盗聴器の為、台数は限られている。
『 対策法は 』
目視によって発見する以外、発見する手段は他にない。
国内には対応機器が無い為、高価な海外製品に頼る以外対応策はない。
デジタル盗聴器対応の知識を持った調査会社に相談するとよいでしょう。
★携帯電話利用デジタル式盗聴器
盗聴器のサイズが大きいため、隠し場所が限られてしまう。内部バッテリーを使用すると、充電が面倒になる。プリペイド式の場合、カードの上限度数の時間までに使用が制限されてしまうし、発見されると盗聴者の特定が容易になる。
プリペイド携帯を使用すれば、電話を掛ける時には、プリペイド携帯か公衆電話を使わなければならないが、盗聴者の特定は難しくなる。盗聴に掛かるコストが高くなる。この盗聴器の利用目的は、在宅確認用に使用される場合が多い。
『 対策法は 』
室内や室内に電化製品の中に、覚えのない携帯電話が有ったり、この携帯電話にデジタル盗聴器などの機器が接続されていないか調べます。
携帯電話妨害装置を取り付ける。この装置は、携帯電話が交信状態に成ったときだけ、妨害電波を発して交信を妨害する装置です。発見器としても使用可能です。
★電話回線式盗聴器
半永久的に電波を発射出来るが、電話回線から電源を取る為、取り付け場所が電話回線上に限られていまう。電話を掛けている間だけ電波を発信するタイプも有る。
電話が鳴った後笛を吹き、電話を切った後も回線が繋がって盗聴する型、屋外ヒューズ偽装型、ボックス型ヒューズ偽装型が有ります。VOXタイプでは音が出ている間だけ電波を出します。
『 対策法は 』
コードレス電話を使わない。デジタル方式のコードレスは盗聴に便乗する不安は無いが、親機から先の有線回線には不安が残る。
電話機の中を調べる。内部を調べる前に、ACアダプターや回線コネクタは抜いておく事を忘れずに。
電話配線に、新しく繋がれたアダプタや分配器類など見慣れない不必要なものが繋がれていないか、確認してみる。
★電灯線式盗聴器 偽装型・スクランブル式・リモコン式がある。
半永久的に電波を発射出来、電化製品や電灯線上なら何処にでも取り付ける事ができる。サイズが小さく、音質が良い。
ACアダプターを使用すれば、電池式盗聴器もあらゆる電化製品の中に組み込む事が可能となる。音が出ている間だけ電波を出すVOXタイプもある。
『 対策法は 』
電化製品であまり使わない機器はコンセントを抜いておく。
電化製品のなかを調べます。必ずコンセントからプラグを抜いてから電化製品の中を調べるように気をつけて下さい。
家のブレーカーを必ず落としてから、コンセントの中や蛍光灯の中も調べましょう。
発見器を購入し自分で調べる事も出来ます。
★電池式盗聴器
電池式は、小型化出来る為、設置場所を探しにくいが、持続時間は短くなる。外部バッテリーを使用した長時間タイプは、バッテリー分だけ多少大きくなる。
電池が切れると交換に時間を要する為、その場を離れる事になる。音が出ている間だけ電波を出すVOXタイプ等も有る。
『 対策法は 』
戸締り、防犯対策を強化し、人の出入りを制限する。
人からもらった物や新たに置かれた物の中を良く調べる。
普段あまり行かない場所や気がつかないようなところを調べる。
機器によって性能も差が有るので、発見器の過信はいけないが、購入して自分で調べて見る。
カタログを取り寄せ全ての盗聴器の型や形を覚えておくと発見器で探す場合役に立つかも知れません。
盗聴器の発見方法の知識を得ておきましょう。
☆盗聴器の仕掛けられている部屋とその場所を調べます。
1.ハンディーレシーバーで盗聴音を受信したままの状態でもう片方の手に携帯ラジオの様な音の出る物を持ちます。
2.家の周辺や各部屋に入って行き、携帯ラジオの音が聞こえ出してから更に最も音が大きく聞こえる地点を付き止めます。
3.さらに盗聴器の在り処を突き止める方法として携帯ラジオのスピーカの向きを、自分の体と反対側つまり壁側に向けて、更にラジオの音が大きく聞こえる地点を絞り込んで行きます。
そして最もラジオの音が大きく聞こえる地点に盗聴器が有ります。音源探査法による発見方法です。
4.先ほどの調査で各部屋の盗聴器設置場所が特定ができたら、ハンディーレシーバーのスピーカの付いている側を今度は壁側に向けます。
5.更にハンディーレシーバーの音量を上げた状態にして部屋中をなぞって行くとある地点でハンディーレシーバーのスピーカからキーンという様な大きな音が発せられます。この音の事を、ハウリング音といいます。
そのスピーカの直前に盗聴器のマイク部分が有ります。この方法で盗聴器を発見する事をハウリング法といいます。